水羊羹へのコダワリ

| コメント(0) | トラックバック(0)

先日書いた、水羊羹の記事が、今になっても気になっております。

私もエンジニア(工学部の出です)の性で、"なぜ?"と言う疑問を解かずにいられない性格ゆえに、トラウマにまでなった水羊羹の本質はどこにあるのか、この疑問に突き当たって、毎夜、悪夢にうなされております。

こうなると、ますます、いても立ってもいられない性格なんですね。

まずは、その歴史を紐解くところから、水羊羹の奥深さを探求しようと言うわけです。

ご存知のように、水羊羹は、大豆を煮詰めて精製した"こしあん""寒天"を混ぜて固めた物なんですが、江戸時代の前期、元々は「羊羹」を作る過程で、そこに"葛"を混ぜて、今の水羊羹の前身が誕生したようです。

江戸後期になって、浅草界隈にて"葛"は"寒天"に変わり、今の水羊羹へと変貌して行ったわけですが、そこには数々の創意と工夫が。

最近気付いたのですが、水羊羹の良し悪しは、まずはその滑らかで鏡のような切り口(見た目の涼やかさ)、そして、最初に口にした時の舌触りにあります。

 

もちろん、ほのかで上品な甘味も重要な要素であり、これらが渾然一体となって、究極の水羊羹となることが分かってきました。

 

これを実現するためには、何と言っても手間隙をどれだけかけるか、これにかかっているのでしょう。

ご存知のように、"こじあん"は、こせばこすほどそのきめ細かさを増し、さらりとした口当たりとなります。

 

さらに、原料である大豆にもコダワリと言うものがあり、これは兵庫県丹波の黒豆が最高級とされていますが、このあたりの研究はまた近日中に。

 

写真は、私が今までの経験から、最も気に入っている「むらさきや」の水羊羹。(高いですよ)

 

駐車場経営のことなら、PARKINNの株式会社ジーアイシーにお任せください。

http://www.parkinn-web.com

DSCF3343.jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.parkinn-web.com/mt-tb.cgi/97

コメントする

2019年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

このブログ記事について

このページは、総務が2010年7月24日 23:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「スクーター」です。

次のブログ記事は「韓国旅行にいきます!!!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。