西安事情...その２

今日は中国では珍しくとてつもないいいサービスをしている店「海底撈火鍋」についてご紹介します。

西安にいる間、困ったことに、わが子はまったく中国料理を食べてくれなく、それを想定して、私は鮭のフレークやゆかりのふりかけやシーチキンなどを買って帰りました。彼女は殆どおにぎりで凌ぎました。私の親も兄弟も困っていて、私と子どもをあっちこっちの有名なレストランを連れてくれるが、なかなかわが子は大きな口でおいしそうに料理を食べることがなく、あげく、私までも弟に「人は胃袋が祖国を裏切ったら、その人はもうおしまいだ」と怒られました。何しろ、あまりにも高級レストランを連れてくれても、親しまない味だと食べないわけです。中には、感動するほど、サービスをうけたのが「海底撈火鍋」でした。私と子どもが料理より出てきたスイカをパクパク食べているのを見て、店員さんが大盛りのフルーツ盛り合わせを持ってきてくれました。「良かったら、これ、サービスします」と言って、テーブルに置いてくれました。子どもの気に入った揚げ物が残っていたため、夕飯はこれで凌ごうと思い、店員にこの揚げ物の残り物を持ち帰っていいですかと聞いたら、私たちの残り物ではなく、新たに揚げたのを私は渡されました。終始、その店の店員全員がスマイルサービスでした。中国のリッツカールトンと思えました。食事を終えて、店を出たら、フロアにメガネの無料洗浄、無料靴磨き、ハンドマッサージ、ネイルサービス、インターネットの無料利用などが提供されているのに気付き、せっかくのことで、私はハンドマッサージをしてもらいました。バラの香りをするマッサージクリームやハンドクリームなどをほしくなって、「販売しているなら、売ってください」と聞いてみたら、「販売はしていないが、１セットではないが、マッサージクリームとハンドクリームがあるので、サービスします」とマッサージをしてれた女の子がいいました 。ずうずうしく私はそのお土産を もらってきました。いつかこの「海底撈火鍋」のサービスが 中国で普及されたらいいなと思いました。

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